
自社農園バジル
「旬」「採れたて」って、おいしいですよね。
セゾンファクトリーにはそんな、「旬」×「採れたて」をその日のうちに商品にしたフレッシュ感満載で贅沢なドレッシングがあるんです!
そう、みんな大好き「バジルドレッシング」「ジェノベーゼペースト」!!!
これ、本当においしいんです…どのくらいおいしいかというと……このくらい!
といっても皆さんには見えないので、バジル収穫から加工、皆さんの手元に届くまでを追ってみました。
朝5時、自宅から畑までは車で5分の距離ですが集合時間の2時間前に起床。
今日は、待ちに待ったバジル収穫日です!
朝の支度を済ませていつもより早い時間に朝ご飯を食べ、いざ出発!
朝日がきらきらと輝き、まだ眠たい体を起こしてくれます。

本日収穫に行く畑は通称「フルーツライン」
セゾンファクトリー本社工場がある山形県高畠町は、くだものの里として知られ、町のあちこちにフルーツなどの名前のついた道路や建物があるんです。

まさに今、「フルーツライン」へ向かっている通り道は「ラ・フランス通り」ちゃんと正式名称ですよ!そんなことを考えているうちに畑へ到着。
「おはようございまーす!」

みんな眠そうにしながらも、年に1シーズンだけの収穫を前になんだか楽しそう…
というのも、田舎に住みながらも、会社勤めの人が多いので畑仕事をする機会って意外と少ないんです。
だから、バジル収穫もセゾンファクトリーの社員にとってはまるでイベント!

一回の収穫作業にだいたい5人ずつ集まって行っています。
まだ早朝の空気がひんやりしているうちに収穫スタート。
この日は肌寒いとまではいかずとも、半そでの作業着から出ている腕に風が当たると少し冷たく感じます。

新しい芽を傷つけないよう気を付けながら、ぷちっ ぷちっと 摘んでいきます。
バジルを育てている人はわかると思いますが、これが結構気持ちいい。

風でバジルの葉が揺れるたびに香りが広がり、胸いっぱいに深呼吸したくなります。
もう、すでにおいしい。(笑)

ひと畝の長さは約50mほど。葉の状態が良ければひと畝で4キロは収穫できます。
全員で黙々と作業して、1時間で約20キロ収穫できました!
さて、この収穫した20キロのバジルを車で15分ほどの本社工場へ運び込みます。
ここからは工場の職人たちにバトンタッチです。

午前8時:生処理
収穫したバジルを水に浮かべ、一枚一枚汚れや傷がないか確認しながら洗浄していきます。
生処理を担当するのは熟練の皆さん。
素材の質をよく見極めて、手早く処理していきます。

午前11時:製造
バジルとオイルとそのほか調味料をいれ、攪拌。
セゾンファクトリー工場は言わば「大きなキッチン」。プラントのような大型設備ではなく、家庭用のミキサーを大きくしたような撹拌機や、家庭用のお鍋を大きくしたような釜でジャムやドレッシングを作っています。ミキサーにかけると途端に、工場いっぱいにバジルの香りが広がります。
香りだけでわかる…絶対においしいやつ!!!(確信)

正午:充填
実は、セゾンファクトリーのドレッシングはすべて手作業で充填されていること、知ってましたか?
バジルドレッシング・ジェノベーゼペーストも一本一本手作業で充填していきます。
愛情たっぷり込めて作られたバジルドレッシング・ジェノベーゼペーストは、チルド室で一旦冷却し、翌日ラベリングを行いすぐに出荷されます。

翌日:ラベリング(ラベルを貼る作業)
セゾンファクトリーの商品はすべて、ラベルも手作業!
ラベルは商品の顔。一本一本ラベルにしわが寄らないように、斜めに曲がらないよう、貼り付けます。
これもすごく難しい!!!愛情いっぱいに作られたバジルドレッシング・ジェノベーゼペーストはたくさんの人に見送られ、全国へ出荷されます。
そして、発売を楽しみにしてくれているお客様の元へ!
1年間たいへんお待たせいたしました。
愛情たっぷりこめて作ったバジルドレッシング・ジェノベーゼペースト。
山形のバジル畑を思い浮かべながら食べて頂けたら嬉しいです。
Photo:カメラの人
Text:おらえのばっち子