STORY
2019.10.04

芋煮会

Imoni

山形県の秋の味覚といえば…

前回の「おいしいはなし」で 秋の味覚といえば、なにを思い浮かべますか?
というお話をしました。

さつまいも、松茸、ぶどう、りんご…
秋はおいしい食べ物がたくさん実りますね!

セゾンファクトリー本社工場がある山形県の秋の味覚といえば、 なんと言っても「芋煮」です。

秋になると山形県民は、河川敷で家族や仲間たちと、 郷土料理「芋煮」を作って食べる「芋煮会」を楽しみます。

じゃあ、芋煮の芋って、何の芋?と思いますよね。

答えは「里芋」です。

地域によってはあまり馴染みのない食材かもしれません。
じゃがいもより小さめの、少しぬめりがある芋です。
タロイモの一種なんだとか。

山形県では、その里芋を大根やねぎ、牛肉、しめじと煮て 醤油で味付けしたものを芋煮と言います。

面白いことに、いまの説明を庄内地方の山形県民が聞くと、
「芋煮は豚肉で味噌味だ!」
と怒る人もいます。

なぜなら、県内でも地域によって味付けや使用する食材が違うからです。

また、お隣の宮城県の一部地域でも芋煮を食べる文化があります。

様々な流派がある芋煮。でも、芋煮にかける情熱はみな同じです。

本題に入りますが、先週セゾンファクトリーの芋煮会が開催されました!
セゾンファクトリーの芋煮は超!!!本気!!!

どのくらい本気かというと、前日に試作を行うくらい!!!

さらに前日のうちに、場所を確保。(まるでお花見…)

ということで芋煮会当日!

朝9時ごろ河川敷に到着。(芋煮は絶対、河川敷で行います。)
なぜ河川敷なのかは芋煮会のルーツに関係があるので 気になる方は是非調べてみてください。
面白いですよ!!

すでに会場設営班(セゾンファクトリーの屈強な男性スタッフたち)が トラックから備品や器具を積み下ろしていました。
早速到着したスタッフからブルーシートを広げ、準備開始!!!

芋煮を仕込みながら隣ではチーズを燻製しています。


こちらはお取引先様より仕入れたおいしいチーズをスモークチーズにしました!
とろーりとろけて、スモーキーな香りが鼻から抜けていく~。

つまみ食いが止まらない!!!

なにやらこの大きな鉄板では、何かうめもん(山形弁でおいしいものの意味)を焼くらしい…

ステーキーーー!!!

贅沢なことに芋煮の味付けはセゾンファクトリーの味の番人が行います。
創業時よりセゾンファクトリーの商品の味を決めているスタッフです!

なんでも芋煮の秘伝レシピがあるそう…。

会場の準備が終わったら、具材が煮えるまでバドミントンやキャッチボールをして遊びました。

超!真面目!大人たちのソフトボール大会も開かれたりして…

ファウルボールによって、広大な河川敷を何往復もしたのは私です。

次の日にひどい筋肉痛になるとは知らずに…

みんな負けず嫌いな性格なので、遊びといえども本気モードです…。
大人げない!(笑)

たくさん走っておなかぺこぺこになったところでちょうど芋煮が完成!

さて、セゾンファクトリーの贅沢すぎる芋煮会の準備が整いました!!!

何が贅沢すぎるのかと言うと、

~セゾンファクトリーの芋煮会が贅沢すぎる理由~

1. セゾンファクトリーの味の番人による味付け
2. 食材には米沢牛を使用!
(盛り付けは、しめじの向きまで微調整します。※「きれいはおいしい」ですから。)
3. デザートはシャインマスカットやピオーネ

乾杯してまずはビールを。
それからみんな一斉に芋煮のスープを一口。

「あー。これこれ。」

そんな言葉があちこちから聞こえてきます。

芋煮を一口頬張れば、体全体に秋が巡っているかのよう。

牛肉の脂がとけこんだスープ、一度湯通ししたぷりぷり食感のこんにゃく、 スープがしみこんでとろっととろける里芋…!
しめじもねぎも大根もすべてがそろって「芋煮」が構成されています。

秋の少し冷たく強い風に吹かれながら、芋煮を食べる。

これが芋煮の醍醐味といえるでしょう!

全員3杯~6杯ほどおかわりをして、秋を堪能しました。
セゾンファクトリーのスタッフは本当によく食べる!!!

最後にカレーをいれて、カレーうどんで〆の2杯!

(盛ってないですよ。ほんとです。)

おいしい地酒やワインもたのしみつつ、仲間と食べる芋煮は最高でした。
今年あと1回くらいはセゾンファクトリーの芋煮を食べたい…。

そんな後遺症が残るほど、おいしく楽しい時間でした。

いつかはお客様をお招きして、セゾンファクトリースタッフたちと 芋煮会ができればいいなぁ。

皆さんも、秋に山形にお越しの際は ぜひ芋煮会を体験してみてはいかがでしょうか!

ちなみに、「芋煮会セット」もスーパーで販売しているので その際はぜひご活用ください。

Photo:カメラの人

Text:おらえのばっち子

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