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2023.08.25

あんず

Apricot

甘酸っぱさが魅力!謹製ジャム 千曲ちくまのあんず

あんずジャムをおすすめしたい

まだまだ全国的に暑い日が続いていますね。山形県高畠町でも今週は特に暑い日が続いています。そんな中、7月末にご注文を受け付けたサマー福袋の箱詰め作業がありました。ご注文いただいた皆様、到着をお楽しみにしていてくださいね!
暑いと酸味のあるものが食べたくなりませんか?夏の季節限定ジャムに、甘酸っぱさがおいしい千曲のあんずジャムがあります。私の個人的なセゾンファクトリージャムランキングの中でも上位に入っている千曲のあんずジャムをご紹介したいと思いながら、お中元の繁忙期でなかなかお話できずにおりました。販売を開始してから時間が経ってしまいましたが、千曲のあんずジャムのおはなしです。

謹製ジャム 千曲のあんず

原材料について購買担当に教えてもらいました。千曲のあんずジャムは、長野県千曲市の信州大実を使用しています。
千曲市は “日本一のあんずの里”と言われ、あんずの生産量は県内トップを誇る地域。また、生のあんずが食べられることでも有名な産地だそうです。あんずは例年6月下旬から7月中旬までが最盛期。今年は天候に恵まれ温暖な日が続いたので、例年よりも順調に生育。生のあんずはデリケートで傷みやすく、収穫時期が短い果物。例年、生育状況や熟度を見ながら、慎重に収穫・納品・製造のスケジュールを決めていきます。セゾンファクトリーに届いた時には、あんずはまだ黄色味がかっているのですが、2~3日すると実が熟しオレンジ色になり果肉も柔らかくなります。熟度次第で、あんずの味が変わるので、熟度管理が重要です。おいしいジャムをお届けするために、他の素材以上に時間と手間が大きくかかるのがあんずだそうです。

製造担当に聞いたところ、あんずは銅窯でじっくり煮込んでジャムにするそう。セゾンファクトリーでは素材や作るジャムによって窯を変えているのですが、銅窯はさくらんぼやあんずなど、特に繊細な素材をジャムにするときに使います。ガス火を使用し、少量ずつしか作ることができません。イメージとしては家庭のキッチンで使う鍋を大きくした感じ。銅窯を使用したさくらんぼジャムの製造現場を撮影に行ったことがあるのですが、大きな窯でのジャムの製造よりも倍以上の時間がかかり、慎重に丁寧に作られていることがわかりました。おいしいジャムつくるために、原材料の扱いや、製造方法、充填まで、素材ごとに気を付けているポイントがいくつもあって、ジャムと一口に言っても奥が深いなと感動しました。

改めて味わう

ということで、さっそく実食。鮮やかな色のジャムは、見ているだけで心がウキウキします。

ふたを開けると、やさしいあんずの香りがふわっ。まずはそのままぱくり。口に入れた瞬間あんずの香りが鼻にぬけて、甘酸っぱい爽やかな味が口の中に広がります。そのままぱくぱく食べたくなるのをグッと我慢し、今回はヨーグルトとグラノーラと一緒に。あんずジャムは、さっぱりとしたヨーグルトと相性抜群!たくさん食べたくて、大きいグラスに盛り付けてしまいました。

他にも、かき氷にかけたり、あんみつにかけたり、夏らしいスウィーツによく合いますよ♪
ご紹介が遅れてしまったので、在庫の残りが少なくなってきましたが、WEBショップではまだ販売中です!
季節限定の甘酸っぱい味をぜひ皆さんも楽しんでくださいね。

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