さつまいも

先週、娘の保育園の運動会がありました。朝からあいにくの雨でしたが、屋内でのオープニングセレモニーを終えると、雨があがり無事外で競技をすることができました。娘はというと、徒競走でスタート直後にすってんと転倒。「ありゃ」と思っていると、自分ですくっと立ち上がり、ゴールへ向けて再び走り始めました。転んでけがをした手を気にしながらゆっくりではありましたが、最後まで泣かずに走り切った姿が誇らしかったです。
さて、本日10月13日はさつまいもの日だそうです。さつまいもといえば、まず頭に浮かんでくるのが焼き芋です。移動販売の焼き芋屋さんのポーという音を聞くと、子どものころお母さんに買ってもらって食べた焼き芋を思い出します。バターやマーガリンをつけて食べるのが実家の定番でした。子どものころに食べた味って忘れられないですよね。私の幸せの味の一つです。ということで、今日はさつまいものおはなしです。

さつまいものことを十三里と呼ぶことにちなんで、川越いも友の会が10月13日をさつまいもの日と制定しました。さつまいものことを十三里と呼ぶって知っていましたか？私は全く分からず「？」と思い、調べてみました。
江戸時代、京都に焼き芋屋が登場したそうですが、当時焼き芋の売り出し文句として広まったのが「八里半」。味が栗（九里）にはわずかばかり及ばないけれど十分おいしいよ、という意味で名づけられたそう。ところが、江戸に焼き芋が伝わると、小石川の焼き芋屋が「栗（九里）より（四里）うまい十三里」と洒落を効かせ「十三里」という名前で焼き芋を売り始めました。これが大ヒットし、「さつまいも＝十三里」となったそうです。発想がなんとも面白いですよね。さつまいもとは全く関係がないのですが、子どものころに絵本で読んでもらった「12味のとうがらし」という小咄を思い出しました。（気になる方は調べてみてくださいね。）

そんなさつまいもの旬は、10月～1月ころ。食物繊維が豊富で、カリウムやビタミンCも豊富に含まれています。なんといってもホクホク！またはねっとりとした食感や、甘味がおいしいですよね。実は先週末、プライベートでさつまいも掘りのお手伝いをさせていただく機会がありました。

スコップで掘ると、立派なさつまいもがどっさり。さつまいもが大好きな私としては幸せな光景でした。夜には、収穫したさつまいもを天ぷらにして出していただき、そのおいしさに遠慮もせずたくさん食べてしまいました。焼き芋もおいしいですよね。最近我が家ではまっているのは、さいの目切りにしたさつまいもに片栗粉をつけてじっくり揚げ焼きにし、バターと砂糖を絡める食べ方。カリカリの食感とバターの香りで無限に食べられますよ。

セゾンファクトリーにもさつまいもを使用した商品があるのを知っていますか？

さつまいもの中でも、ダントツの甘味が特徴の安納いもを使用したバタージャムです。
安納いもを焼き芋にすることでさらに甘味を引き出し、とろけるような舌触りに。ペースト状にした後、相性のいいバターをブレンドしました。デザート感覚でそのまま食べてもおいしいバタージャムに仕上げています。昨年は販売しておりませんでしたが、今年は10月末頃販売開始予定ですよ。
※原料事情により販売予定や、ラベルが変更になる場合がございます。

安納いもバタージャム以外にも、御歳暮にはさつまいもを使用した新デザートも発売予定です（小声）。御歳暮のカタログは11月上旬に完成する予定ですので、皆様お楽しみにしていてくださいね♪
御歳暮といえば、現在セゾンファクトリーWEBショップでは、御歳暮早割キャンペーンを実施中です！ 対象の7アイテムが期間限定で10％OFF＆全国送料無料です。この機会を利用してお早めに御歳暮の用意をしてしまうのがおすすめですよ。御歳暮以外のご用途でもお使いいただけますので、WEBショップをチェックしてみてくださいね！

冬なんてまだまだ先と思っていたのに、気温が下がったとたん意識し始めました。今年はいつから雪が降り始めるかな、多いかな、少ないかなとついつい考えてしまいます。それでは皆様、あちこちで風邪も流行っているようですが、ごはんをしっかり食べて元気にお過ごしください。