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2020.02.17

越冬にんじん

Carrots

寒い冬を越えて・・・

セゾンファクトリーのにんじんドレッシングは、 セゾンファクトリーの中でも一番の人気商品。

定番のリッチスタイルドレッシングにんじんの他にも、 船橋にんじんドレッシングや大塚にんじんドレッシングなど季節限定、 地域限定の商品も登場しています。

そして今回、新たなメンバーとして新発売するのが 「越冬にんじんドレッシング」です。

素材のにんじんは、 セゾンファクトリーと同じ山形県にある 「ベジパレット」さんで栽培・収穫されています。
ベジパレットさん、セゾンファクトリーでお互いの意見を出し合い、 その年最高のにんじんを作り上げるべく 一致団結して素材づくりに取り組みます!

さて、「越冬にんじんドレッシング」の素材であるにんじんは、 どのように栽培されているのでしょうか??

今回のおいしいはなしは、「越冬にんじん」についてのおはなし。

「越冬」という言葉はよく知られているかと思います。

文字通り、「冬を越す」ということ。
あえて野菜や果実を寒い状態に置くことでより甘味が増す保存方法です。

にんじんの産地は山形県鶴岡市の月山高原。
月山と羽黒山を中継する高原地帯で、 冬は一部の道が通行止めになるほど雪深い地域なんです!
まるでプチ北海道!
そのため真冬の写真はありませんが、3月でもこんな感じ・・・

まだ月山では肌寒い4月、 その年にセゾンファクトリーで必要なにんじんの量を相談して作付面積を決め、 セゾンファクトリーが指定する種をまいてもらいます。

実は今回が初の試み!
栽培方法や育て方などベジパレットさんと二人三脚で取り組みました。

最もこだわったのは、土づくり。
土壌分析を行い微生物にいい土づくりを行うことによって 栄養価の高い土を作り、さらに有機たい肥・肥料を加え、 より質のいい土を作り上げます。

7月、雨量も多いこの時期は どうしても雑草が生えてきてしまうため、草取りも欠かせません。
高原とはいえ、蒸し暑い中でしゃがんだ体勢での 長時間にわたる草取りはなかなか過酷。

私たちも草むしりの作業を一緒に取り組み、 その大変さやベジパレットさんの想いを共有しています。
おいしいにんじんを育て上げるため、労を惜しみません!

こうして、栄養価が高く、質も良い土の中で 愛情たっぷりに育ったにんじんは9月~11月下旬頃までに収穫。

とにかく広大な月山高原に広がる一面のにんじん畑!

機械で一気に収穫していきます。

収穫を待ちわびるにんじんたちが 畑に一列に並んでいるうねに機械が入り、 まるで吸い込まれるかのように収穫されていきます。

さらに。機械の中で実と葉にきれいに分けられ、 にんじんはコンテナの中へとごろごろ転がっていきます。

見ていて気持ちがいい!

この収穫風景、なんと説明したらいいのか…

うーん…YouTubeをご覧ください!!!(笑)
(ベジパレットさんはYouTubeで栽培の様子を配信しているんです。
360°カメラやドローンなどを使って撮影した栽培・収穫風景は圧巻です!)

YouTubeチャンネルはコチラから
https://www.youtube.com/watch?v=kCjZQ6x2RyU



余談ですがおいしいにんじんの見分け方をご存知ですか?

にんじんの先が丸くなっていることを「尻詰まりになる」と呼び、 この状態であれば完熟状態で甘く、おいしいにんじんの証拠なんだとか!

収穫されたにんじんはそのまますぐ出荷するものと、 雪室で寝かせるものがあります。

セゾンファクトリーの越冬にんじんドレッシングで使わせていただくのは後者!

冒頭でもおはなしした通り雪室で寝かせて冬を越すので、 「越冬にんじん」と呼びます。

雪室での保存は、野菜は自らが凍らないように 体内のでんぷんを糖化させ実を守ります。
そのためより甘いにんじんに仕上がるんです!

さらに、低温高湿度に保たれるため、 呼吸や乾燥を抑え、鮮度をより良く保つため みずみずしいままで貯蔵することもできちゃいます。

雪室、万能…!

さてさて、そんな手間暇かけて愛情たっぷり注いで 栽培されたにんじんで作ったドレッシング。

おいしいに違いないっ

いつものにんじんドレッシングとはどのように違うのでしょうか!

まもなく発売、お楽しみに!

Photo:カメラの人

Text:おらえのばっち子

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