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2024.06.28

佐藤錦

Sato-Nishiki

山形の朱玉 佐藤錦ジャム

いよいよ今週山形県も梅雨入りし、一気に空気がしけった感じがします。暑さもより一層増してくるので、朝からしっかり食事をとってからだを整えたいなと思います。そういえば私は朝食に目玉焼きを作るのですが、最近作り方を変えてみました。今までは、フライパンにたまごを割り入れた後に水を少量入れて蓋をして蒸していたのですが、テレビで見た記憶を頼りに水を入れるのをやめてみたところ、目玉焼きの白身がぶりんっ!となっておいしい。面白い!と思って「目玉焼き 作り方」で調べてみるといろいろな情報が出てきましたよ。シンプルな料理程奥が深いんですね。朝ぼーっとした頭で作っていた目玉焼きですが、知ってからは今日はどんな仕上がりにしようかと作るのが少し楽しみになりました。
さて、今日は前回のおいしいはなしでもちらっとおはなしたさくらんぼジャムのおはなしです。

さくらんぼの王様「佐藤錦」

2023年デビューした超大玉の紅王(べにおう)や、贈り物として人気が上昇している紅秀峰(べにしゅうほう)など、一口にさくらんぼといっても様々な品種があります。でも、さくらんぼと聞いて多くの方が一番最初に思い浮かべるのが佐藤錦ではないでしょうか。佐藤錦は贈答用さくらんぼの王様といわれるほど知名度が高い品種。糖度が高く、程よい酸味も感じられ、酸味と甘さのバランスの良さが魅力です。さらに、果汁が多く上品な食味を堪能できるさくらんぼといわれています。また、完熟すると鮮やかな紅色に色づきルビーのような見た目から果物の宝石と言われることも。

そんな佐藤錦が初めて実を結んだのは、大正11年(1922年)のこと。佐藤栄助氏が果肉が硬くて酸味のある「ナポレオン」と甘いが保存が難しい「黄玉」を交配し、誕生させました。佐藤栄助氏の功績と「砂糖のように甘い」というところから「佐藤錦」という名前になったそうです。

山形の朱玉 佐藤錦ジャム

今年は収穫期に高温が続き実が柔らかくなる高温障害や、昨年の高温により実が二つくっついた双子果などの影響で不作傾向のよう…山形県を代表する果実なので、県民としても寂しい気持ちでいっぱいです。そんな中でも皆様にさくらんぼのおいしさを届けたいと今年も佐藤錦のジャムをご用意いたしました。

そもそもさくらんぼは収穫期間が短いうえ繊細な果実なので楽しめる期間はごくわずか。そんなさくらんぼを少しでも長く皆様に楽しんでもらえるよう、最高の状態で収穫された果実をジャムにしてご用意しています。このジャム、とっても手間暇をかけて作っているんです。まず、さくらんぼの種を一つ一つ丁寧に取り除きます。鮮やかな仕上がりにするため使用するのは、家庭用の鍋を少し大きくしたような銅鍋。製造現場を見せてもらったのですが、他のジャムの倍くらいの時間をかけて丁寧にじっくり煮詰めていくんです。果肉が柔らかいのでつぶさないよう混ぜる時も慎重に。シンプルな素材・製法で優しくジャムに仕上げていきます。鍋の周りに甘酸っぱい香りが漂っています。いよいよルビー色の透き通るジャムの完成です!

果肉もしっかり入って佐藤錦を存分に楽しめる甘酸っぱいジャムです。完成した商品は木箱に入れてお届け致しますので、特別な贈り物にもおすすめのジャムですよ。
佐藤錦のジャムはWEBショップセゾンファクトリー直営店で販売中です!ぜひ山形のさくらんぼを楽しんでくださいね。

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