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2020.07.22

宮崎マンゴー

Mango

太陽のタマゴ

今回のおいしいはなし、テーマは宮崎県産最高級マンゴー「太陽のタマゴ」!とても有名なフルーツなので、皆さんすでにご存じかと思いますので説明は省略…。セゾンファクトリーではこの「太陽のタマゴ」を使用してジャムを作っているんです。

どのようにジャムが作られているのでしょうか?
実は驚きの工程があったのです!果肉を煮込むだけではない、最高級マンゴーを使用したジャムの作り方とは?

今回もおなじみセゾンファクトリーのジャ●おじさん。
今日は開発課へ配属されたてほやほやの新入社員、Aさんに仕込みについて伝授していました。
まるで師匠と弟子のようですね!

「何を煮ているんですか?」

「マンゴーの皮!」

「えー!マンゴーの皮も使うんですか?」

「んだ。俺もマンゴーじゃないからわかんねけど、食べられるところを最大限食ってもらった方が嬉しいべした?」

確かに。マンゴーの気持ちになって考えてみたら、食べられるところを最大限おいしく食べてもらった方が嬉しいですけども…。なんともお茶目なジャ●おじさん(笑)

もちろん、「マンゴーの気持ち」だけで皮を煮込んでいるわけではありません。セゾンファクトリーのトップマイスター長谷部さんに理由を聞いてみました!

「皮を煮込むことでマンゴーの香りを出しながら、砂糖を使用せずに糖度を上げることができます。こうすることで、添加する砂糖の量を最小限にし、マンゴーそのものの甘さを味わうジャムを作ることができるんですよ。また、果皮と果実の間に果実そのものが持つペクチン※が含まれていて、これを抽出してジャムに使用することによって、自然なフルーツらしい食感が生みだされていくんです 」
※ペクチン…ゲル化作用をもつ成分

なるほど!マンゴーが持つ柔らかく、つるりとした食感は一口、また一口と食べたくなりますよね。ジャムといえど、まるでマンゴーそのままを味わっている食感にこだわっているということですね!

皮から抽出した糖度が15度まであがったら、皮をむいたマンゴーを投入!

完全に実がつぶれてしまわないよう、優しく手つぶししていきます。この大きさが重要です!

ところで、今回使用している釡はいつもの釡と色が違うことに気づきましたか?

そう、太陽のタマゴジャムを作っているのは「銅釜」です。名前の通り銅でつくられた釜で、銅釜を使用して作ることで素材の色の発色が良くなるんだとか!

みてください!このキラキラと輝く力強い黄金のマンゴーを!

仕込み開始から約1時間半、黄金色に輝くマンゴージャムが完成しました!

アツアツのうちに瓶へひとつひとつ充填していきます。

それでは、実食!!!

今回は、アイスにかけていただきました!!
口の中で柔らかくとろける果実、口に含んだ瞬間に芳醇で高貴な香りがいっぱいにひろがります。
まるでデザートのように頬張りたくなるほどの味わいです!

宮崎県産最高級マンゴー「太陽のタマゴ」を使用したセゾンファクトリー のマンゴージャム。ぜひ一度は味わっていただきたい一品です。

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