山形のだし
山形の「だし」!!!
連日気温が高い日が続いていますね。先日、あまりにも暑いので冷たいものを食べに行こう!と思い、かき氷屋さんへ行ったところ、店内はエアコンがなく、自然の風のみ!
ですが、30度越えの気温の中で食べるかき氷は、食べ進めるごとにすーっと体が涼しくなって最高でした!!!
これほどまでに暑いと、かき氷やアイスクリームのような冷たいものをついたくさん摂取してしまいます。ですが、冷たい物を食べ過ぎると体の中から冷えて夏バテを引き起こしたり、血行が悪くなることもあるそうなので注意してくださいね。
そこで本日は、夏に食べたい、体温を下げると言われている夏野菜を使用した、夏の山形の郷土料理「だし」の紹介です。
山形の「だし」!
約1年前のおいしいはなしで紹介した山形の郷土料理「だし」を覚えていますか?
「だし」とは、きゅうりやなすなどの夏野菜と大葉やみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたものです。
※この日は枝豆ととうもろこしを入れてカラフルな「だし」!
その日によって使う材料が変わったりもします。
なぜこの料理が「だし」と呼ばれているのかは諸説ありますが、出汁のようにほかの食材を引き立てる事から「だし」となった説や、包丁で野菜を細かく切り“出す”ことから「だし」となった説、野菜を刻んで味付けしただけで手早く食卓に“出す”ことから「だし」となったなどと言われています。
とにかく夏野菜を細かく刻んで和えたものならなんでも「だし」と呼べる定義が広い料理で、「だし」のレシピは“100軒の家があれば100種類の味”があるそう!
基本の具材はなすときゅうりですが、そこに大葉やみょうが、ねぎを入れたり、玉ねぎを加える家庭もあります。山芋やオクラ、刻み昆布などを混ぜて、ネバネバ系のだしをホカホカの白いご飯にかけるのも最高です! 調味料は醤油が基本ですが、めんつゆや出汁入り醤油を使ってもおいしいですよ!
「にんにく玉葱ドレッシング」で山形の郷土料理「だし」に挑戦!
8月1日より販売を開始した季節限定商品「にんにく玉葱ドレッシング」は、醤油がベースの和風タイプドレッシング!
昨年から季節限定で販売を開始したのですが、野菜はもちろん、お肉、お魚なんでも相性がいい万能選手なんです。
今回はその季節限定のドレッシングを使用して簡単な「だし」のレシピを紹介します!
山形のだし風温玉のせ
なす | 1本 |
---|---|
きゅうり | 1本 |
みょうが | 1個 |
大葉 | 5枚 |
オクラ | 4本 |
絹ごし豆腐 | 1丁 |
温泉卵 | 2個 |
にんにく玉葱ドレッシング | 適量 |
1. | なすはヘタを切り落として5mm角に切り、水にさらして水気をきる。 |
2. | きゅうりは両端を切り落とし、5mm角に切る。 |
3. | みょうがは粗みじん切りにする。 |
4. | 大葉は軸を切り落として細切りにし、水に放って水気を絞る。 |
5. | オクラは分量外の塩で板ずりし、熱湯で20秒程度ゆで、冷水にさらし水気を切る。 |
6. | 5はヘタを切り落として2~3mm の輪切りにする。 |
7. | ボウルに1~4、6、にんにく玉葱ドレッシングを入れ混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。 |
8. | 器に絹ごし豆腐、7、温泉卵の順にのせ、にんにく玉葱ドレッシングをかけたら完成! |
今回はお豆腐にかけていますが、ご飯にかけてもそのまま食べてもよし!温泉卵もお好みでOKです。
せっかくの夏に旅行に行けないのは残念ですが、とても簡単に作れる郷土料理ですので皆さんのご家庭で山形の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?