STORY
2021.10.22

シェフコラボレーション①

Chef collaboration

いやどうも~。
神保佳永シェフと行く農業大県茨城のおいしい農産物巡り

先日セゾンファクトリースタッフ数名で茨城県へ行ってきました。
なぜ茨城県なのかと言うと、イタリアンシェフである神保佳永さんとセゾンファクトリーがコラボレーションをし、茨城県産の素材を使用した商品を販売する予定なんです!!!
神保シェフは茨城県出身。茨城県は北海道に次ぐ農産物産出額第2位の県で、「茨城をたべよう」という県の取り組みから、神保シェフは「いばらき食のアンバサダー」を務められていらっしゃいます。
今回はコラボレーション商品に使用する素材を求めて、神保シェフと共に茨城県内の農産物生産者さんを尋ねました。
セゾンファクトリー本社工場がある山形県高畠町から茨城県までは車で約3時間半。私自身、初めて訪れる県でしたのでどんな魅力が待っているのか、ワクワクしながら行ってきました!

神保佳永シェフ

ご存知の方も多いかと思いますが、神保佳永シェフはイタリアンシェフとしてとっても有名な方!メディアへの出演やレストランのコンサルティング、地方農業活性化、個人のボランティア活動として小学校での食育活動なども行っていらっしゃいます。
また、伊勢丹新宿店にあるHATAKE CAFÉ(野菜料理中心のイタリア料理店であるHATAKE AOYAMAのCAFÉ店舗)のオーナーシェフなんですよ!

「茨城をたべよう」とは?

「茨城をたべよう」は、茨城のおいしい食材の魅力をみんなで広めていく合言葉です。茨城県では、新鮮で安全な農林水産物やそれらを使った加工品等の消費拡大及び認知度向上のため、広く県内外にその魅力を発信しています。
「茨城をたべよう いばらき食と農のポータルサイト」より
https://www.ibaraki-shokusai.net/about/

冒頭でもおはなししましたが、茨城県は、北海道に次ぐ農業産出額第2位の農業大県!メロンやくり、れんこんの収穫量は日本一と言われています。県内の耕地面積は約30%と、3分の1が畑や田んぼなんだとか。

たしかに道路を走っていると、きれいに整地された畑がそこかしこにありました。

茨城県の農産物はおいしい!

最初にお邪魔したのは「有限会社ナガタフーズ」さん。案内してくださったのは、代表取締役の永田さんです。

ナガタフーズさんでは自社農園や、全国の契約農家さんと提携しておいしい大根を使用し、大根おろしやツマを製造しています。
工場を見学させていただきましたが、ナガタフーズさんでつくっている大根おろしは真っ白でふわふわ!自社農園で大根を栽培する際は、土の質を調べて必要な肥料を補っているそう。おいしい大根で作りたい!というナガタフーズさんの情熱を感じました。

次に訪れたのは「小美玉市ブルーベリー生産組合」さん。
23名の組合員で年間15トンものブルーベリーを栽培・出荷しているそう!
土壌検査の実施や持続可能な農業を行うためのエコファーマー取得など品質の良いブルーベリーの栽培に力を入れていました。

収穫したブルーベリーは組合内で加工し、商品化しているそうです。
ブルーベリーの果汁を加えた甘酒や、ブルーベリー果汁をまぜた酢飯で作った太巻きやいなり寿司をご馳走になりました!
デザートについていた栗の渋皮煮も手作り。ほくほくとして栗そのものの甘味を感じました。茨城県のブルーベリーと栗、とってもおいしかったです!

お昼ご飯は茨城県の有名なお蕎麦。けんちんそばという種類があり、あつあつのけんちん汁に冷たいお蕎麦をつけて食べる郷土料理もありました!

余談ですが、茨城県民の挨拶は「いやどうも~。」なんだそうです。こんにちは、ありがとう、さようなら…など、超オールマイティーに「いやどうも~。」が使えるだそう(笑)皆さんご存知でしたか?いやどうも~。便利でいい言葉ですね!

午後はいちご専門農家の「櫻井農園」さんへ。
合計50棟以上のビニールハウスで1シーズン約100トンものいちごを栽培・出荷しているという櫻井さん。
お邪魔した時は、つい最近ハウスに苗を植えたばかりとのことでしたが、となりのハウスではすでにその次の年のいちごの苗を準備しているところでした!
いちごが収穫できるまでに1年5か月かかるそうで、1年を通していちごを栽培する大変さを語る櫻井さん。いちごへの愛情を感じました。

最後にさつまいもなど様々な作物を栽培している農家さんへお邪魔しました!
小松菜やほうれん草、バジル、さつまいもなどを栽培しているそうで、当日は掘りたてのさつまいもがコンテナいっぱいに入っていました!
なんと、収穫したての紅はるかとシルクスイートを「たくさん持って行って!」と分けてくださりました。

会社に持ち帰って蒸していただきました!甘くてほくほくでおいしい~!

見学させていただいた農家の皆さん、いやどうも~。(合っていますか?)
どこの畑も広い敷地ながらきれいに手入れが行き届いており、作物が愛情たっぷりに栽培されていました。農業大県茨城県の農作物がとってもおいしいのは農家さんの努力の結晶なんですね!
神保シェフと茨城県産の素材、セゾンファクトリーのコラボレーションは、スイーツやパスタ、ピッツァなどを予定しています。今後の取り組みを乞うご期待ください!

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