STORY
2020.11.20

ラ・フランス①

La France

山形ラ・フランス収穫・追熟編
~インスタライブ配信ダイジェスト版~

今回のおいしいはなしは、11月11日のライブ配信「おいしい景色」第二弾~ラ・フランス編~。
高畠町にあるラ・フランス農園でラ・フランス栽培の歴史や知識、収穫後に熟成させる理由などについて教えていただきました!
当日は平日でしたので視聴できなかった方のためにダイジェスト版でお届けいたします。

まずは10月中旬に行ったラ・フランス収穫の様子をご覧ください。
このラ・フランスの木々の木漏れ日がまぶしすぎるほど天気の良い日でした!

こちらはラ・フランス発祥の地と言われている山形県高畠町屋代地区三条目(さんじょのめ)。寒暖差が激しく、霧が濃い気候からラ・フランス栽培に適した土地と言われています。
今回取材したのは三条目にある明治時代から続く西洋梨農家「三鷹洋梨園」。

現在、8代目である佐藤尚利さんが約500本のラ・フランスを栽培しています。
収穫期を迎えたラ・フランスは約1週間~10日間ほどかけて収穫します。
一日最大3トンものラ・フランスを収穫する日もあるそう!

インスタグラムライブ配信スタート!

さて、ライブ配信当日。気温はなんと5度!
日中とはいえ、久しぶりに凍えました…!
あの木漏れ日がまぶしい収穫の日から1か月も経っていないにも関わらずこんなに寒いなんて…!
雪国の春と秋はとっても短いのです。

今回カメラを担当してくれたのは田舎っぺ娘先輩。配信中盤ごろから寒さのあまり手が震えていたそうです。
手ブレが気になった皆さま申し訳ございません…。

約120年の歴史を誇る西洋梨農家「三鷹洋梨園」

さっそくラ・フランス栽培の歴史について尚利さんにお話を伺いました!

三鷹洋梨園さんは明治時代から続く歴史ある農家さんでいらっしゃいますがラ・フランス栽培が始まったきっかけは何だったのでしょうか?

今から3代前の明治36年頃、海外から様々な果物の苗木が入ってきました。 ここ、三鷹洋梨園の近くにも苗木の試験場があり、周辺の農家に海外から入ってきた苗木が配られ、試験的に栽培し始めました。その一つがラ・フランスでした。
昭和に入り、缶詰に使用するフルーツの需要が増えたことで西洋梨の栽培が中心となり、その際にラ・フランスの栽培面積も増やしたんです。

ラ・フランスの熟成

なぜラ・フランスは他の果実と違って樹上での熟成でなく収穫後の熟成なのでしょうか?

りんごなどと違って、ラ・フランスは熟成する際にそのまま木に実らせておくと木がラ・フランスの水分を奪ってしまうんです。そのため熟成前に収穫して追熟させるんです。それがラ・フランスが一番おいしくなる方法なんですよ。

と、ここで収穫から3週間ほど追熟させたラ・フランスを食べさせてもらえることに!

いっただっきまーす!

うん!果肉が滑らかで香りも良くてジューシー!本当においしいです…。

今年は梅雨が長く、日照時間も少なかったので心配でしたがおいしいラ・フランスができました!

ライブ配信では果実のおいしさをお伝えするためにその場で試食させていただくのですが、あまりのおいしさに感動し、食べることに集中してコメントを忘れることがあります(笑)
それほど、旬のフルーツって本当においしいんですよね…。

完熟ラ・フランスを使用!セゾンファクトリー旬のラ・フランスジャム

今回ご紹介した三鷹洋梨園のラ・フランスはセゾンファクトリーWEBショップにて3日間限定で販売しました!
ご購入いただいた皆さま、旬のラ・フランスのおいしさをたっぷりと味わってくださいね!

そして12月1日よりセゾンファクトリーから今回紹介した山形県高畠町産のラ・フランスを使用した季節限定のジャムが発売です。

通常食べるよりもさらに追熟をかけてとろとろになった果肉を手つぶしするため、ラ・フランスの芳醇な香り、滑らかな果肉感を楽しんでいただけるジャムです。

次回、ラ・フランスジャムの製造の様子とおいしさの秘密に迫ります!

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