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2021.01.22

雪の下大根

Daikon

まるで梨のようなみずみずしさ!
雪国の知恵「雪の下大根」

昨年の秋口にセゾンファクトリーの自社農園に種を蒔いた大根の収穫時期を迎えました。種まきをしたのは8月下旬頃。畑に立っているだけで汗が止まらないほど厳しい残暑だったことをよく覚えています。
種まきから約5か月、大根はどれほどまでに成長したのでしょうか?自社農園へ行ってきました!

雪堀からスタートする収穫作業

今朝の気温はマイナス8度と寒い朝でしたが、良く晴れた気持ちのいい天気です。
さて、畑の様子はというと…

うん!雪が積もっていますね。
地上からどれほど雪が積もっているのかというと、これくらい。

大根があるポイントまで行き、早速大根収穫スタートです。
大根収穫のレクチャーは購買課の頼もしいスタッフ、『かべちゃん』が教えてくれました!

<雪の下大根の収穫の仕方>
①大根があるポイントの雪をスコップで掘って大根の頭を出したら、

②大根の頭を持ってぐりぐりと円を描くように回します。

③大根が土からある程度離れたら葉を持って垂直に持ち上げると…

みてください!この立派な大根!

ということで、私も早速大根の収穫にチャレンジしました!

まるで地面にしっかりとつかまっているかのように力強く根付いて、これがなかなか簡単には抜けないんです。
それぞれ差はありますが、平均的に2キロほどの重さがあります。
大きな大根の収穫は大変ですが、立派に育ってくれた嬉しさで夢中になって掘り進めて行きました!

まるで梨!フルーツのようなみずみずしさの大根

収穫の醍醐味は何と言っても採れたてをいただけること…ということで、味見してみたいと思います!

みずみずしい~。断面にはあふれんばかりの水分が!ほのかな甘みがあって、まるで梨のようです。
丁度のどが渇いていたので大根の水分が全身に染み渡りました!とってもおいしいです!

約2時間半作業をして300㎏ほどの大根を収穫できましたよ!

この大根は、現在好評販売中の商品「高畠だいこんすりおろしぽん酢」に使用されています。
ちなみに「高畠だいこんすりおろしぽん酢」の作り方の記事はこちら!ぜひご覧ください。

雪の下は常に0℃に保たれ、雪が溶けることで水分が保たれるので、みずみずしくなるそうです。その上、雪の下で保存することで大根の消化酵素が糖化し、甘味に変わるそうですよ。

さて、一通り作業が終わったところで久しぶりのアレをしたいと思います。

まっさらな雪の上にごろんと寝転ぶのって、本当に気持ちがいいんです!
畑に来たらこれがしたかった…!(笑)

最近は暮らしが豊かになり生活の中で雪の恩恵を受けることがほぼありませんが、改めて雪と上手に共存する先人の知恵を学んでいきたいと思った一日でした。
雪の下で育った大根はとてもおいしくなったので、ぜひ高畠だいこんすりおろしぽん酢を皆さんに味わっていただけたら嬉しいです!

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